ODKって知っていますか?
「OSHIKAKE デザイン かごしま」の頭文字を取った略なのですが、
県内のデザイナー有志が頼まれもしないのに、
様々な地域におもむき、デザインの力で地域をもっとよくしよう、という集まり、それが「OSHIKAKEデザインかごしま」。
依頼もしないのに、デザイン料も発生しないのにあみだくじで当たったマッチング先に「おしかけ」て、デザインの力でその場所の活気を取り戻し、その場や人の情熱や願い、ポリシーなどをデザイニングし、魅力を引き出す活動です。
今回、約3年ぶりにそのODKプロジェクトが行われ、その「おしかけ」先が
鹿児島県内の有機農家に決定しました!
以下ODK Facebookページからの引用
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それは、ちまたでは「オーガニック」という言葉は
とても一般的であり、そのイメージは「良い」印象を
持って、広く消費者へ浸透しているかのように感じます。
しかし、実際のところ、有機野菜ってどうやって
生産されているのか、
有機農家さんって、どれくらいいるのか、、
そもそも、「オーガニック」とはなんなのか?
しっかりと語れる人はどれくらいいるんでしょうか???
ちょっと調べれば、有機農産物って、全部の野菜に占める割合は、たったの0.2%。畑の広さもだいたい同じくらい。
有機農家さんの数も1000人のうちたったの2人しかいないっていうことがわかると愕然とします。
事実上、日本では有機=オーガニックは
普及していないんです。
しかも現在、有機野菜に「有機」と表示して販売するためには、法律に乗っ取って検査を受けて(しかも有料)
有機JAS認証を取得して初めて「有機じゃがいも」などの
表示ができるという現実があります。
農家さんは、極めて煩雑で厳しい基準を乗り越え、
書類を書き、肥料などの安全を示す証明書などを入手し、
1年に一度の検査を受けるなどをして、苦労して
有機表示をして販売しています。
なのに、あまり付加価値をつけられず、その苦労に応じた対価を得られない現実があります。
しかし、現在新しく農業に参入を希望する人のほとんどが有機農業を志向する事実もあり、有機を続ける農家さんが長くその方法を継続するにはきっとプライスレスな何かがあるはず!
そこで、、、、、!
今回、ODKメンバーは、
この、正しいことをしているのに、
いまいち報われない「有機農家さん」を応援したい!
励ましたい!そして、ちょっとでも知らしめたい!
そんな思いで押しかけることにしました。
(引用終わり)
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今回このプロジェクトをスタートするにあたり、スターティング&マッチング会を、
本日7月10日(水)の19時からかごしま環境未来館にて行います!
(SNS等では告知していましたが、HPでの告知が当日になってしまい申し訳ありませんっ)
そしてこのプロジェクトで出来上がったポスターの発表は
11月23日㈯24日㈰に行われるオーガニックフェスタ2019で行われます!
どちらも入場無料ですので、
たくさんの方のご来場をお待ちしております!
●第5回ODK2019「オーガニックってなんだ?」
<スターティングイベント・マッチング会のお知らせ>
「有機農業」をテーマに開催されるODK2019。この日初めて、取材される農家さんと、デザイナーの組み合わせを恒例「あみだくじ」で決める大事な日。これを公開で行います。どんな農家さんを、どんなデザイナーが担当するのか!
また、この日、ODK参加のデザイナーの中から鹿児島で活躍するトップデザイナーを選抜、
「有機農業とデザイン」をテーマにトークセッションを開催。
有機農家や有機農業関係者と共に、自由にその可能性を語ります。
2019年7月10日(水)午後7時~9時
会場:かごしま環境未来館 2階
入場無料
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